資金計画で失敗しないために
02資金計画で失敗しないために
家づくりはまず『資金計画』から始めるべき

資金計画は、家づくりの中で最も重要です。
なぜかというと、
ここを間違えると、家は建てられてもその後の生活が苦しくなってしまうからです。
実際にある話ですが、
・ローンの支払いがきつくて、旅行や外食をほとんどしなくなった
・教育費や車の買い替えが不安で、ずっと貯金のことばかり考えている
・「こんなはずじゃなかったな...」と、ふとした時に思う
・子供のモノで精いっぱいで、自分たちの買いたいモノがほとんど買えなくなる
こういう状態、できれば避けたいですよね。
もちろん、「家を建てること」がゴールではありません。
「家を買った後も、ゆとりのある生活をしていただくため」が本当のゴールです。
しかし、先のことまで考えて『資金計画』をしたはずが、
資金計画に失敗してしまう現実があります。
資金計画に失敗してしまう理由3つ
- 土地と建物以外にかかるお金を把握出来ていない
- 建物の「本当の総額」が見えていない
- その人にピッタリの住宅ローンが選べていない
この3点を理由に数多くの人たちが失敗してしまっています。
1. 土地と建物以外にかかるお金を把握出来ていない

家づくりを真剣に考え始めると、「諸費用」という言葉はよく耳にすると思います。
しかし、具体的にどのくらい費用が掛かるかまで把握できている方は、実はかなり少ないです。
他社を回られたお客様に、「土地と建物以外に、どんな費用がどれくらいかかると思いますか?」と聞くと、
多くの方が「150万円くらいですか?」と答えられます。
これらの費用は恐らく家を買う時に絶対にかかる、火災保険や登記費用などを指していることが多いのですが、果たしてそれらの費用だけを負担すれば、本当に住めるようになるでしょうか?
算出しておくべき主な諸経費
手続き上で必要な費用
・登記費用
・火災保険
・住宅ローンの手数料購入する家具等の費用
・ソファや冷蔵庫などの家具家電
・外構工事
・引っ越し費用土地によってかかる費用
・地盤改良工事
こうして見ていくと、「細かいけど確実にかかるお金」がたくさんあることが分かりますよね。
これを最初にちゃんと考えていないと、「え、そんなの聞いてない...」「予算が全然足りない...」という状態になり、気づいた時にはもう後戻りできない、というケースが本当に多いです。
だからこそ、資金計画では諸費用も含めて、できるだけ現実的な金額で見積もることがとても大切なんです。
2. 建物の「本当の総額」が見えていない

住宅展示場や見学会に行くと、こんな質問をしたことはありませんか?
「この家、いくらですか?」
そして会社によって、全然違う金額を言われて、「結局、何が普通で、何が正しいの?」と分からなくなってしまう...。
実は住宅業界には、価格表示のルールがほとんどありません。
つまり、住宅会社ごとに「見せ方」がバラバラなんです。
その結果、
・本体価格だけを安く表示する
・最低限の仕様の金額だけを出す
・住むために必要なものがほとんど入っていない
こんな見積もりも、普通に存在します。そして、契約直前、もしくは契約後になって「実はこれは別途です」と言われる...。
こうして、どんどん予算が膨らんでいくわけです。

注意すべき坪単価のトリック
「坪単価」を安く見せるためのちょっとしたトリックも、業界では普通に使われています。 正直、これはプロでないと見抜けません。 だからこそ大事なのは、「この金額で、本当に住める状態になるのか?」という視点です。 最初に出てくる「入口の価格」ではなく、実際に住める状態になるまでの「出口の価格」で判断する。これが、後悔しないための鉄則です。
3. その人にピッタリの住宅ローンが選べていない

資金計画で一番後回しにされがちなのが、住宅ローンです。
「なんか難しそう」「考えるのが面倒」「よく分からないから、とりあえず勧められたもので...」
正直、こういう方はとても多いです。
しかし、はっきり言うと住宅ローン選びは資金計画の中で一番重要です。
実は住宅ローンって、世の中に約5000種類もあるんです。
「そんなにあって、選べるわけないじゃん...」と思いますよね。
でも安心してください。中身は大きく分けると、たった3種類しかありません。
・変動金利
・固定金利選択型
・全期間固定金利
この3つのどれが、自分たちの考え方や暮らし方に合っているかを選ぶだけです。
大事なのは、「どれが得か」ではなく「どれが自分たちに合っているか」。そして「いくら借りられるか」ではなく「いくらなら無理なく返せるか」。
ここを基準に考えないと、家は建ったけど、生活が苦しいという状態になってしまいます。







