良い土地・悪い土地とは?
06良い土地・悪い土地とは?
プロが教える
「高い土地=いい土地」「安い土地=悪い土地」
と、考えていませんか?

「南側道路=いい土地」というイメージを持っている方はとても多いですが、実はどんな土地にも必ずメリットとデメリットの両方があります。
日当たりが良さそうな南側道路の土地でさえ、
- 実は設計次第では日当たりの良さを活かしきれない
- 価格が割高
- 競争が激しく即決を迫られる
といった落とし穴があります。 逆に言えば、どんな土地でも設計の工夫次第で欠点を補い、長所を伸ばすことは可能だということでもあります。
だからこそ、「高い土地だから安心」「安い土地だからやめておこう」といった価格だけの判断ではなく、資金計画の中で無理のない土地選びをしていくことがとても大切なのです。
土地探しで失敗しないための3つのポイント
- 1. 気になる土地は購入前に「最低6回」は見に行く
- 2. 周辺環境や近隣のことは、自分で調べる
- 3. 必ず、住宅会社と一緒に土地を見学する
1. 気になる土地は購入前に「最低6回」は見に行く
土地は、1回や2回見ただけでは絶対に分かりません。
理想は、
・平日の朝・昼・夜
・日曜日の朝・昼・夜
この合計6回です。
「そんなに何度も行く必要あるの?」と思われるかもしれません。でも、土地やその周辺環境は、時間帯や曜日によって驚くほど表情が変わります。
たとえば、
・朝と夕方で、日当たりはどう変わるのか
・通勤・通学の時間帯は、どれくらい人や車が通るのか
・夜は街灯があって安心できるのか、それとも意外と暗いのか
・平日と休日で、周囲の雰囲気はどう違うのか
こういったことは、実際にその時間に立ってみないと分かりません。
多くの方が「日曜の昼に1回見ただけ」で決めてしまいますが、それでは本当の住み心地までは見えてこないのが正直なところです。何度も足を運ぶことは少し大変ですが、それだけで住んでからの後悔は、確実に減らせます。
2. 周辺環境や近隣のことは、自分で調べる
土地は、これから何十年も暮らし続ける場所です。
だからこそ、
・ご近所の雰囲気はどうか
・災害のリスクはないか
・子どもの通学路は安全か
・病院やスーパーは無理なく行ける距離か
・自治会や地域の様子はどんな感じか
こういったことも、ぜひご自身の目で確認してみてください。
市役所や町役場にあるハザードマップも、必ずチェックしておきましょう。そして、もし可能であれば近所の方に「このあたり、昔水は出たことありますか?」「大雨のときって、どんな感じになりますか?」と、思い切って聞いてみてください。
実際に住んでいる方の話ほど、信頼できる情報はありません。土地を見に行くついでに声をかけてみることで、情報収集にもなりますし、ご近所付き合いの第一歩にもなります。
3. 必ず、住宅会社と一緒に土地を見学する
これは3つの中で一番大切なポイントです。
理由は2つあります。
① 更地を見ても、どんな家が建つかは分からないから
何も建っていない土地を見ても、「どんな家が建つか」「希望の間取りが入るか」は、正直プロでないと判断できません。
住宅会社と一緒に行けば、
・その土地でどんなプランが可能か
・要望が実現できるか
・実際の建物サイズ感
まで、具体的にイメージできるようになります。できれば土地を契約する前に、プランと概算見積まで出してもらうのが理想です。
② 土地代以外にかかる「見えない費用」が分かるから
土地には、
・地盤改良費
・上下水の引き込み
・造成工事
・擁壁工事
など、買ってみないと分からない追加費用がかかることが珍しくありません。これを事前にきちんと調べられるのは、実際に建てる住宅会社だけです。不動産屋さん任せでは、ここはかなり甘くなりがちです。
一緒に土地探しをする住宅会社は「どこでもいい」わけではありません。

最低でも、次のような姿勢の会社を選んでください。
・最初に資金計画をきちんと立ててくれる
・住宅ローンに詳しく、銀行任せにしない
・「建物にいくら使えるか」を先に教えてくれる
・後出しで費用を追加してこない
・土地調査や周辺調査をきちんとやってくれる
逆に、
・資金計画をせずに土地探しを始める
・「先に土地を決めてきて」と言う
・プランは土地が決まるまで描かない
・やたらと土地情報だけ集めさせる
こういった会社は、少し注意した方がいいと思います。







