みなさまこんにちは。兼俊です。
前回は基礎工事でした。今回からは木造工事になります。
土台では檜(ヒノキ)を使用しています。
檜腐朽菌にもシロアリにも強度も強く優れた材料のひとつです。
まず基礎に対角・寸法を測り、墨をうっていき地震や台風・津波で家が基礎から離れないようにコンクリートを打つ時に入れたアンカーボルトと土台を連結します。大引きを3尺(910mm)以内に並べ金物等でつなげていきます。昔は大工さんが墨付け(ノミやノコを使い加工すること)を行なっていましたが、私が大工を始めたころには年に1棟墨付けがあるかないかの時代で、ほとんどがプレカット(工場であらかじめ加工すること)をしていました。
工場で造ることにより、精度は断然にあがり、昔みたいに腕のいい大工さんはいい家を造る、腕の悪い大工さんにあたったら・・・という、構造面でいえばさほどそういう問題は出てこなくなったとは思います。
話を戻しまして、土台・大引きを敷き終わり24mmの構造用合板を張っていきます。
ネタボンドと150mm以内に打ち、土台・大引きを合板で一つにつなぎ、地震に強い床の出来上がりです。
1階の柱を立てて本日は終了です。
次回は2階の床です。
では、また。