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2019年07月08日

理想の間取り⑤「二世帯住宅の家」

こんにちは。
設計コーディネーターの植村です。

7月に入り、本格的な夏に突入ですね。
もうすぐ子どもたちは待ちに待った夏休み!
昨年のブログにも書きましたが、我が家の子どもたち、
札幌市青少年科学館が大好きです。
最近では月一で行っているような状態なので、ついに
私も年パスを買ってしまいました(笑)
その札幌市青少年科学館の、今年の夏休み特別展示が26日から
始まります。
今年の展示は、「体験!発見!お家を科学する」です!

https://www.ssc.slp.or.jp/topics/from-science-center/32941.html

お家づくりに携わるものとして、なんとも興味深い展示です。
今回の展示は、子どもたちのためではなく、私のために絶対に
行かなくては!!
皆さんもお時間がありましたら、ぜひ足を運んでみてはいかがで
しょうか?
8月18日まで開催していますよ♪


さて、1ヶ月間があいてしまいましたが、植村の「理想の間取りシリーズ」
今月は、「二世帯住宅の家」と題しましてお送りします。

最近、夫婦のどちらかのご両親と同居するが増えつつあります。
女性の社会進出が進むなか、共働きの世帯が増え、子育て世代にとって、
両親との同居は子どもを見てもらえるというメリットもあります。
また、親世代にとっても、子どもや孫が側にいるのは張り合いが
あり、けがや病気などいざという時にそばにいてくれるという
安心感があります。

実は、二世帯住宅を建築する場合、税金面でいくつかの優遇を
受けることが出来る
ことをご存じでしょうか?
いくつか条件がありますが、不動産取得税や固定資産税などで
優遇を受けることが出来る場合があります

優遇を受けるには、それぞれの世帯が構造上・利用上、独立していること
認定されなければなりません。
構造上の独立とは、壁・建具・床・天井などで、それぞれの世帯が
遮断されていること
で、利用上の独立とは、各世帯それぞれに玄関・
キッチン・トイレがあり、その世帯の居住者のみが利用出来るような
間取りであること
。。。文章にすると、難しいですね。

最終的な判断は、各自治体のよりますが、大まかな基準としては
上記のような事があげられます。

さて、どの税金がどの程度、軽減されるかですが、、、

●不動産取得税

   不動産取得税は、不動産の価格(固定資産税評価額)に
   3%の税率をかけて計算されます。
   新築住宅は、不動産の価格から1200万円を控除した上で、
   税率をかけて計算しますが、さらに、新築二世帯住宅で、
   先ほどの条件で独立していると認められた場合、この控除を
   2戸分(1200万円×住宅2戸→2400万円)受けることが
   できます。

●土地の固定資産税

   土地の固定資産税は、土地の評価額に税率をかけて計算されます。
   一定の住宅用地については、200㎡までの部分を6分の1に
   評価減したうえで、税率をかけて計算することとなりますが、
   独立していることが認められると、こちらも住宅2戸分が適用
   されます。

●建物の固定資産税

   現在、新築住宅は、床面積の120㎡までが限度という制限がありますが、
   最初の3年間、固定資産税が2分の1に減額される制度があります。
   この減額措置も、住宅2戸分が適用され、最初の3年間は、より多くの
   減額措置を受けることができます。 


想像以上に、いろいろと税の軽減があり、住宅設備が2世帯分必要であったり、
建築面積が広くなるなど、建築費が一般の住宅に比べ高額になりがちな
二世帯住宅をお考えの方には、かなりメリットがあるのではないかと
思います。
こちらの軽減措置を考慮して、住宅建築を考えると、住宅設備を
グレードアップしたり、トイレをちょっと広くや手すりを付けるなど、
将来の介護のための設備の導入を検討するなど、いろいろ諦めていた
ことが実現出来るかもしれません。


さて、今回の間取りですが、今回ご紹介した、独立性を認めてもらえるような
二世帯住宅と考え、下記のようなものになりました。

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今回のこだわりポイントは、下記の通りです↓↓↓
今回も手書きで見づらいですが、どうぞお許しください。

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それぞれの世帯のライフスタイルや、家事動線、生活動線を考え、
作成しました。
親世帯、子世帯のそれぞれのプライバシーを守り尊重しつつ、
お互いがそばにいる安心感を得ることの出来る家が理想
ですね。

内観・外観はこのようにプランニングしてみました。

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外観

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1階(親世帯)内観

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2階(子世帯)内観

今回は、「二世帯住宅の家」と題しましてお送りしました。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました☆


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