みなさんこんにちは!
カネトシ工務店です🏠
注文住宅を建てる際、「換気システム」について考えたことはありますか?
特に高気密・高断熱の住宅では、計画的な換気が重要となります。
住宅会社でよく採用される換気システムは「第一種換気」と「第三種換気」。
今回はそれぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
ぜひこれからの家づくりの参考になれば幸いです😊
第一種換気
第一種換気は、給気と排気の両方を機械で強制的に行う換気方式です。
熱交換器を備えることで排気する空気の熱や湿度を回収し、給気する空気に移すことができます。室内温度を一定に保ちやすいため、冷暖房費の節約にもつながります。
また、第1種換気は機械で給排気するため、室内の気圧を一定です。
気圧の影響でドアが重くて開けづらい…なんてこともなく、安定して換気できるのもメリットです。
第一種換気のメリット・デメリット
では、第一種換気のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
室内温度を一定に保つ
熱交換器によって排気から熱や湿気を取り出し、給気した空気へ移せるため、室内の温度や湿度を一定に保ってくれます。
高気密・高断熱住宅に最適
機械による給排気で、計画的に換気することができます。
外観の美観向上
外部フードの数が少なくて済むため、建物の外観を損なわずに済みます。
デメリット
初期費用・ランニングコストが高め
給排気を機械で行うため、その機械やダクトなどの導入によって初期費用がかかります。
月々のコストも数千円ほどかかるので、第三種換気に比べるとかかりやすくなっています。
メンテナンスの手間
熱を回収した際に取り込んだホルムアルデヒドなどの化学物質や汚染された空気の侵入を防ぐため、フィルターの設置が必要です。
このフィルターの掃除や交換などが定期的に必要になります。
第三種換気
第三種換気は、給気を自然に行い排気を機械で行う方式です。
シンプルな構造かつ導入コストやランニングコストを抑えられるため、多くの住宅で採用されています。
カネトシ工務店でも第三種換気を採用しています。
第三種換気のメリット・デメリット
では、第三種換気のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
導入コストが低い
第三種換気の最大のメリットが導入コストが低いこと。
システムの構造が簡単で、初期費用を抑えられます。
ランニングコストが安価
24時間使用しても、電気代が月々数百円程度で済みます。
メンテナンスが簡単
フィルターのない機器であれば、半年から1年に1回程度のメンテナンスでOK。
構造がシンプルなため、本体とフィルターのメンテナンスのみで済みます。
デメリット
外気の影響を受けやすい
自然給気のため、外気の温度や湿度がそのまま室内に入りやすくなります。
給気口近くにいると冬は寒く、夏は暑く感じやすいことも。
気密性能に強く依存
気密性が低い家だと排気ファンの近くの隙間から給気する「ショートサーキット」という現象が起きやすくなります。
ショートサーキットによって室内の空気が入れ替わりにくくなり、結露などの原因にも。
第三種換気の場合は、高気密住宅であることが大前提です。
まとめ
いかがでしたか?
換気システムは住宅会社によって採用している方式が異なります。
それぞれにメリット・デメリットがありますので希望がある場合は事前に相談しておきましょう。
家づくりの中でもなかなか注目されづらい換気システム。
興味ある方はぜひ詳しく調べてみて下さいね✨
換気に関する疑問やご相談もお気軽にお問合せください!
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
ではまたー(^^)/
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