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2017年07月03日

7月です。

7月になりましたね。やっと初夏らしく暖かい日が続いたと思ったらまた寒くなってしまったりとジェットコースターのような気温差が続きますが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。体調、崩されていませんか?
カネトシ工務店 事務の福田です。

前回は二世帯住宅のお話を長々と(笑)させていただきました。

今回は熱源(ガス・灯油・電気)についてお話させていただきたいと思います。

昨今、東日本大震災から「電気」というものの見方が変わってきています。「電気」は熱源としても電力としても使えますし、供給も安定していて金額も安定傾向にあったものが、大震災以後は放射能の危険から原子力発電所の稼働がストップし、発電の仕方も「エネルギーミックス」という形で多種多様な発電で電力を賄うことになり、今までほとんど原子力発電に頼っていたため高価な資源としての扱いになりました。
それによってオール電化住宅が多発していた数年前に比べて今は、「ガス」や「灯油」が熱源の主流になってきているように感じます。

オール電化住宅が多発していた時代は「ガス」という熱源はあまり陽の目を見ないもので「灯油か電気か」が主流になっていた傾向にありましたが、最近は「ガス住宅」というものが次々と出てきています。

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「ガス住宅」といってもただ熱源を「ガス」に頼るのでは光熱費は高額になりますよね。最近の「ガス住宅」は「エコジョーズ」という暖房と給湯を一つにした機器や「エネファーム」「エコジョーズ・コレモ」という暖房給湯機器を使って発電もしてしまおうというものが出てきています。導入費用はかかりますが、それによってランニングコストを抑えることができます。月の電気代を安くすることや導入に際して補助金が出るなど(詳しくは北ガスなどのガス会社にお問合せください。)費用負担が軽減されることもメリットです。あと、単に「ガス」といっても「都市ガス」のある地域や、都市ガスがなく「プロパンガス」を置かなければならない地域などによっても費用が大きく変わってきます。

neko_2.jpg
一方「灯油」に関しては古くから北海道民の身近な熱源として愛着があります。今でもその身近さは変わらず「電気」・「ガス」よりも安価安定のものとして一番使用されている熱源です。昨今は、「灯油」の価格高騰があったり安価安定にも少し陰りが出ていますが、それでもいまだに多く使用されているのは電気の高価資源化と関係があるのかもしれません。「ガス」に比べて価格は不安定ですが、安いときは「ガス」が比較にならないほど安くなるので比較的身近な「灯油」に頼ってしまうというところでしょうか。「灯油」にも給湯と暖房を一つにした「エコフィール」という商品が出ています。こちらにも補助金が出ることもありますので、詳しくはお近くの灯油販売店などにお問合せしてみてください。

熱源の特色はそれぞれありますが、ランニングコストの面だけでいえば、今は「電力」>「プロパンガス」>「灯油」・「都市ガス」(一部地域のみ)
(左が高額、右が低額)
でしょうか。ガスは設置器具が比較的安いのですが、灯油は価格が1リットル120円になってもランニングコストは一番安いのが現状です。これから10年先20年先の事はわかりませんが、灯油は資源に限りがあるといわれていますし、天然ガスは資源が豊富にあるともいわれています。

でも、今すぐ一戸建てを検討しているご家庭で、熱源を何にするかを考えているならば、私は「灯油」をお勧めしますね~。灯油は機器類が高額ですが、長い目で見たら断然「灯油」なんですね。資源に限りはありますし、価格も不安定ではありますが、(1リットル120円を越えなければ灯油が安いです。)10年後20年後には機器もメンテナンスしなければならない時期になりますし、その時には熱源の種類や価格も変わっているかもしれませんからまた考えればいいことですよね。

私はあくまで主婦目線ですので(笑)熱源の化学的な特色についてはよくわかりませんが、専門的な知識のある方からいえば「ガス」が一番熱に変換しやすいので(燃えやすい??)着火スピードが速い分余計な消費がないとも言われますがそこのところよくわかりません。(笑)

最近は機器類の性能もより良くなってきて、昔に比べて「●%節約」とか「従来品よりもランニングコストが●分の1に」などとうたっている機器類も多くなっているので、昔に比べて同じ熱量に対してかかるコストは少なくなっていると思います。

いろいろ取り上げてみましたが、熱源について参考になりましたでしょうか?
さらに混乱させてしまっていたならごめんなさい(笑)あくまでも素人目線なのでご容赦ください。
もしまだよくわからないという方がいらっしゃいましたら、
詳しくは専門販売店などにお問合せしてみてくださいね。

今回は熱源について取り上げてみました。
それでは、また。

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