みなさんこんにちは!
カネトシ工務店です🏠
家づくりで天井の高さを意識したことはありますか?
注文住宅で「高天井(ハイシーリング)」を採用するかどうかは、住まいの快適性やデザイン性に大きく関わる重要なポイントです。
今回は高天井にすることで生まれる効果やメリット・デメリットなどをご紹介します✨
天井はあまり気にしてなかった…という方もぜひ参考にしてみて下さい😊
高天井とは?
居室(リビング・寝室・子ども部屋など)の場合、天井高は床から天井まで平均で2.1 m以上と建築基準法で定められています。
現代の住宅の平均的な天井高は2.4mと言われています。
どの居室であってもちょうどいい高さで、マンションなどの賃貸でも2.4mの天井高のところが多いです。
これは建築資材(プラスターボードや家具など)の規格に合う高さが2.4mであるためで、ユニット家具・収納・建材との相性が良いためです。
高天井のメリット
では、高天井にするとどんなメリットがあるのでしょうか?
1. 開放感とデザイン性の向上
高天井最大の魅力はなんといっても開放感!実際の床面積以上の広がりを感じさせます。
たった数メートルの違いですが、面積の広いリビングなどを高天井にすると思った以上の開放感がありますよ!
吹抜けは作れないけど開放感が欲しい…という方におすすめです。
2. デザインの自由度UP
天井高を活かして目を引くペンダントライトやシャンデリアを吊るしたり、アートや木梁を印象的に配置したりなどのデザインを楽しむことができます。
天井高でなければ出来ない縦の空間を最大限に活かした家づくりが叶います。
3. 高級感を演出
高天井の開放感によって高級感のある空間に仕上げることも。
高さによっては非日常感も演出できるので、来客がきたときの印象も華やかにしてくれます✨
高天井のデメリット
では、高天井のデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
1. 冷暖房効率の低下
空間が広がる分、冷暖房の効率が下がる可能性があります。
特に冬場は暖気が上にいってしまうので、足元は冷えを感じる…なんてことも。
そのため、断熱性の高い建材や床暖房、シーリングファンの併用がおすすめです。
2. メンテナンスの手間
高天井の設計を活かした照明器具や窓を設置した場合、掃除や電球交換など高所のメンテナンスが大変になります。
可動式の照明やメンテナンスフリーの素材選びなど、できるだけお手入れの手間を抑えた家づくりも必要です。
3. 建築コストの増加
構造材や断熱材の量が増えるため、建築費用が上がることがあります。
また、天井高に応じた耐震設計や構造計算も必要です。
住宅会社によっては標準仕様で2.4m以上の天井になっていることもあるので、事前にチェックしておきましょう。
高天井のポイント
高天井にする場合は、家全体に採用するのではなくエリアごとに検討することがおすすめです。
家族が集まるリビングが最もおすすめ!
開放感を持たせることで居心地の良さが向上し、気持ちにもゆとりがうまれますよ。
玄関ホールを高天井にするのもおすすめです。
来客があったときにまず目にされる玄関を高天井にすることで、住まいの第一印象もグッとアップ✨
明るく広々とした雰囲気を演出できます。
ダイニングキッチンを高天井にすると、一気に高級感がでます。
リビングとつなげるより一体感がうまれ、より洗練されたイメージを持たせられますよ。
反対に高天井をおすすめできないのが寝室です。
寝室は一日の疲れを癒すためにゆっくり休むスペースですから、開放感があるとかえって落ち着かないこともあります。
採用する際はよく検討してみて下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
高天井は注文住宅において空間の魅力を引き出す有効な手段ですが、冷暖房効率やメンテナンス、コスト面などのデメリットもあります。
設計段階でこれらの点を考慮し適切な場所に取り入れることで、快適で魅力的な住まいを実現できます。
工務店や住宅メーカーと相談しながら、自分たちのライフスタイルに合った高天井の活用方法を見つけてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
ではまたー(^^)/
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